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産官学連携・研究支援

「KANSAI STUDENTS PITCH Grand Prix2022」で工学部4年生の宮田祈さんが最優秀賞を受賞しました

2022年2月25日

  • 最優秀賞を受賞した宮田さん(左) 最優秀賞を受賞した宮田さん(左)
  • IoTデバイス「AquComm(アクコム)」 IoTデバイス「AquComm(アクコム)」
  • プレゼン時の様子 プレゼン時の様子

 2月22日(火)、KANSAI STUDENTS PITCH Grand Prix連絡協議会、京阪神スタートアップアカデミア・コアリション(KSAC)が主催する「KANSAI STUDENTS PITCH Grand Prix2022」に工学部電子情報システム工学科4年生の宮田祈さんが出場しました。このピッチコンテストはイノベーション人材の育成に取り組む関西圏の大学の推薦を受けた学生がビジネスプランを発表するもので、5度目の開催となる今回は12大学が参加し、YouTubeオンライン配信でプレゼンテーションを行いました。

 宮田さんは「AquComm~お米農家をサポートするIoTデバイス~」と題して、農業分野でIoTデバイスを活用し、生産性向上を目指すビジネスプランについて発表しました。農業従事者の減少と耕作放棄地が増加する中、少人数で広範囲な農地を管理するのに重要な作業が水管理です。そこで塩ビ管を使って開発したIoTデバイス「AquComm(アクコム)」を利用して農地の水分情報をモニタリング。デバイス導入や通信コストも安く、少人数でも広範囲な農地への無駄な移動をなくすことで効率よく作業ができ、収穫量や売り上げを向上させる仕組みです。

 当日は会場の審査員とYouTubeで視聴するオーディエンスの投票で審査。宮田さんは見事最優秀賞を受賞しました。どの発表もすばらしい中、プレゼンの際に「いかにイノベーションをもたらすか」という点で、「塩ビ管」を持ち込み、ビジネスプランの具体性が審査員に伝わったことも高評価のひとつになったようです。宮田さんは「この取組みで農業の未来を明るくします!」と力説。今後、農業法人との実証実験を進め、大学発ベンチャーの創業も視野に活躍の幅が広がりそうです。

【京阪神スタートアップアカデミア・コアリション(KSAC)とは】
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム(START)大学・エコシステム推進型「スタートアップ・エコシステム形成支援」における2021年度の採択事業(代表校:京都大)。本学も共同機関として参画。

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