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大阪サイエンスデイ「第10回 大阪府生徒研究発表会」を開催

2017.11.01

  • 参加生徒や引率教員、関係者による集合写真 参加生徒や引率教員、関係者による集合写真
  • 基調講演で「こころ」と「からだ」のメカニズムについて解説する大須賀教授 基調講演で「こころ」と「からだ」のメカニズムについて解説する大須賀教授
  • 吉川准教授のウルトラレッスンで電動義手「Finch」を体験する生徒 吉川准教授のウルトラレッスンで電動義手「Finch」を体験する生徒

 10月21日、本学と大阪府教育委員会、大阪府立天王寺学校は、本学梅田キャンパスOIT梅田タワーを会場に大阪サイエンスデイ「第10回 大阪府生徒研究発表会」を開催しました。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校を中心に府内の高校など28校の生徒が一堂に会し、科学に関する研究についてオーラルセッション(口頭発表)やポスターセッションを行うほか、天王寺高校が企画する講演会やワークショップなどでは本学教員が講師を務めました。
 開会に先立ち、西村泰志学長が「自身の研究発表だけでなく、他校が研究しているさまざまな研究分野に目を向けることで自らの知識をより深めることができる。SSH指定校などの生徒が一堂に会するこの機会を、新たな気づきを得る場として活用して欲しい」とあいさつをしました。
 基調講演では、ロボティクス&デザイン工学部長の大須賀美恵子教授が「『人の心を読む』~生理心理学からAIまで~」と題し、「こころ」と「からだ」が相互に関係しているメカニズムや、これらに対するAIを用いた工学的なアプローチについて解説しました。
 大学の最新技術に触れるハイレベル講義「ウルトラレッスン」では、システムデザイン工学科の吉川雅博准教授が「3Dプリンタで作る人工の手」、空間デザイン学科の郡裕美教授が「『想像力と創造力』~家具、インテリアデザイン、建築設計から都市計画まで~」、生命工学科の宇戸禎仁教授が「生物の電気現象と計測」と題し、それぞれ講義を行いました。
 午後にはJAXA(宇宙航空研究開発機構)調布航空宇宙センター チーフエンジニア室の白水正男氏と本学機械工学科の田原弘一教授によるミニ講演&ワークショップを実施。田原教授は自身の研究室で開発した高性能電気推進ロケットエンジンや宇宙開発の現状について語りました。