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「ロボカップ2017名古屋世界大会」に出場します

2017.07.24

  • 「ASAHI」最終調整の様子 「ASAHI」最終調整の様子
  • 「昴」のソフトウェアチェックに取り組む情報科学部メンバーら 「昴」のソフトウェアチェックに取り組む情報科学部メンバーら

 7月27日~30日にかけて、名古屋市国際展示場で開催される「ロボカップ2017名古屋世界大会」にロボティクス&デザイン工学部と情報科学部の学生合同チーム「O.I.T. Trial」が出場します。
 本大会はロボット工学と人工知能の融合、発展を目的に毎年開催されており、世界40カ国を超える国から、3,000人以上の競技参加者が集まるロボットの祭典です。今年は、15チームが出場し、「O.I.T. Trial」は日本代表の3チームの1つとして出場します。
 本学チームが出場するのは、日常生活でのロボットの利用を想定し、リビングやキッチンなどの家庭環境において、いかに人間との暮らしに役立つ作業を遂行できるかを競う「ロボカップ@ホームリーグ」。競技中、指示は全て音声で出されます。課せられるタスクは全部で10種類あり、「カーテンを開けなさい」「ついてきて」など簡単な指示から、複合した複雑な指示がタスクとして課せられるため、各種センサーを駆使した高度な音声対話技術や画像認識技術が求められます。
 「O.I.T. Trial」は、ロボティクス&デザイン工学部のロボット「ASAHI」と情報科学部のロボット「昴」の2体により、5月に開催された本大会の前哨戦に位置する「ロボカップジャパンオープン2017」で準優勝という実績を残しています。現在チームは、世界大会に向け最終調整に入っており、「ASAHI」担当リーダーの椋浦一哉さん(同4年)は、「世界大会で追加されたタスクに対応できるよう、ハード面では3Dプリンタを用いて製作したロボットの頭に人を検出するためのカメラを搭載しました。ソフトウェア面では複数の障害物を同時認識できるプログラムに修正しました。より高い精度でタスク達成を目指すことができます」と自信をのぞかせます。「昴」担当リーダーでFinal種目のプレゼンターを務める、紫村勇綺さん(情報科学専攻博士前期課程1年)は「これまでロボットにとってベストな環境で練習してきましたが、大会では観客の多さから、音声・画像の誤認識が起きる可能性があります。最終調整では、本番を意識した環境での練習を積み、万全の態勢で大会に臨みます」と語ってくれました。
 世界の舞台で活躍が期待される「O.I.T. Trial」に応援をお願いします。

「O.I.T. Trial」指導教員
・ロボティクス&デザイン工学部
 ロボット工学科 井上雄紀教授廣井富准教授
・情報科学部
 情報メディア学科 佐野睦夫教授鈴木基之教授宮脇健三郎准教授
 情報ネットワーク学科 西口敏司准教授

詳細はこちら→
ロボカップ2017名古屋世界大会公式サイト